アメリカで移動する際にはタクシーを使用していますか?私はタクシーよりもUberを使用しています。そして、一度Uberを利用してしまったら、もうタクシーを利用していません。その理由を説明します。
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Uberとは
アメリカ企業であるウーバー・テクノロジーズが運営している、配車アプリです。日本を含む、世界各国で利用することができます。
配車アプリとは、Uberにドライバー登録した車を呼び出し、目的地まで運んでくれるサービスを提供するアプリです。
ホテル宿泊客を観察した結果
自分が宿泊したアメリカのホテルではタクシー乗り場にタクシーが待っていたのですが、お客で誰一人タクシーに乗り込んだ人はいませんでした。
ホテルのロビー出口でUberで呼び寄せた車が来るまで待っていて、車がきたらそれに乗り込んでいました。おそらくUberなどの配車アプリを利用した車だと思われました。
お勧めする理由
配車確定前に料金がわかる
スマホで目的地を入力すると、現在地(GPS機能により自動で現在地を表示してくれます。場合によっては多少ズレが生じる可能性がありますが、その場合は画面上の地図で実際に自分がいる位置を設定する必要があります)から目的地までのルートと料金がスマホ上で事前に(配車を確定する前に)表示されます。
通常はUberXを利用します。この場合、28.56 USドルであることが事前にわかります。
タクシーだと到着するまで料金がわかりません。
走行ルートや現在地がわかる
スマホ上にルートが表示され、自分がルートのどこに走っているのか表示されます。そのため、自分が走っている場所がわかりますし、ドライバーがわざと遠回りすることを防ぐこともできます。
車の絵が現在地を表します。黒で記された道の通りに進んでいきます。
チップが不要
目的地に到着すると、スマホでチップをいくらにするか選択することができます。アメリカといえばサービスを受けたらチップを支払うことが当然のようになっておりますが、チップを支払わないという選択も可能です(もちろん、チップを支払うことも可能)。
米国在住の友人数名(全員アメリカ生まれアメリカ育ち)に聞いたところ、全員チップを支払ったことがないと回答していました。チップを支払う画面のところでドライバーの評価を行うのですが、友人は「ちゃんとした運転をすれば、5つ星をつけている。5つ星をあげれば、ドライバーの評価も上がる(ドライバー選択時に星の数が表示されます)から、運転手にとってお客さんが取れやすくなる。それがチップみたいなものだ」と言っていました。
目的地は事前にスマホ入力しているため、運転手に英語で説明する必要なし
タクシー運転手に目的地を英語で話したけど場所が伝わらなかった、という経験はありませんか?自分は結構あります(涙)
Uberの場合は事前に目的地を入力しているため、運転手に目的地を口頭(英語)で伝える必要はありません。
上記画面では、現在地がSan Diego空港で、目的地がHilton La Jollaになっています。San Diego空港のところに”2分”と数字が書かれていますが、この数字が自分のところに配車が来てくれる時間になります。
支払いはクレジットカード決済
これまでは、アメリカに出かける際には、タクシー支払いのためにUSドルを用意していました。Uberはクレジットカード決済ですので、USドルは不要になります。これにより、両替する金額を減らすことができます。
長距離移動するときに大変便利です。高額現金は持ちたくないという思いがあります。
レストランなどのタクシーが停車していない場所でも数分で来てくれる
レストランやマイナーな場所ではタクシーが待っていないことが多いです。
Uber登録運転手はマイナーなところでも走っていることが多いため、呼び出しをすれば5分程度で現在地まで来てくれることが多いです。
敢えてデメリットを言うと
空港での乗り場がタクシーよりも遠い
空港ではUberなどの配車アプリ専用の乗り場があります(タクシー乗り場にはUberドライバーは来ません)。空港にもよりますが、概して、タクシー乗り場と比較して、配車アプリ専用の乗り場は空港出口から若干遠いところにあります。そのため、タクシーよりも若干歩く必要があります。
上記はサンディエゴ空港出口の様子です。写真の右切れにタクシー乗り場がありました。写真左手の”RIDE SHARE SERVICE”の看板がUberなどの配車アプリを利用して配車した車が到着するエリアになります。
“Uber”と記載されていますね。配車アプリはUber以外にもLYFTなどがあります。米国友人はUberではなくLYFTを利用しているそうです。
「乗り場で待つ」という概念がないため、空港等で数分は待つことになる
Uberは近くで走っている車を呼びつけるというシステムです。そのため、その場で待つということはありません。したがって、空港やホテルでは通常タクシーが止まっているため、すぐにタクシーに乗車することができますが、Uberでは車が来るまで待たないといけません。
Uberの使い方
・Uberアプリのダウンロード
・現在地の設定(スマホ画面上にUber登録車が表示されます)
・目的地の設定
・Uberの種類を選択(他人とシェアか単独利用か)
・配車の確定
・車が来るまで待つ。車の車種が事前にわかる(運転手のプロファイルと一緒に車種の写真付き)ので、車が来たらわかる。
・運転手が名前を聞いてくる
・名前があっていれば、その車に乗る
・目的地に到着したら、運転手の評価&チップの有無を選択する
・おしまい(領収書はメールで送られてくる)