マイル、ときどき健康

ANA:子連れビジネスクラス!THE ROOMは幼児連れに最適!?子連れ的メリット

家族4人でANAのビジネスクラス”THE ROOM”を利用しました。

利用したフライトは羽田~ニューヨーク(JFK)便のNH110です。

子連れ的観点でTHE ROOMの搭乗記をまとめてみました。

<約1年強前の話になります。。。>

Contents

THE ROOMとは

2019年に導入されたB777-300ER(新212席)のビジネスクラスのことです。

THE Roomの最大の特徴は、スライドドア付きの個室型ワイドシートになっていることです。

(ANA HPから抜粋)

スライドドアを閉じると、まさに”ROOM”ですね。。。

これまでのANAのビジネスクラスは、STAGGEREDタイプとCRADLEタイプの2種類でした。

しかし、両タイプともに個室型ではありませんでした。

STAGGEREDタイプ

(ANA HPから抜粋)

ついにANAのビジネスクラスデビューしました!日本~北米便(777-300ER)でしたので、噂のスタッガードタイプを満喫できました。(ANA HPより引用)しかし、私は初心者のため、ビジネスクラスがどういうものかわからずにCAさんにご迷惑をかけたり助けてもらったりしたことがありました。それを共有したいと思います(涙)。これから初めてビジネスクラスに搭乗される方の参考になれば幸いです。 搭乗後すぐにCAさんが挨拶にきた搭乗後すぐに「○○様、本日はご搭乗ありがとうございます。本日担当いたします××です」みたいな感じでC...
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CRADLEタイプ

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STAGGEREDタイプやCRADLEタイプと比較すると、THE ROOMの個室感(プライベート感)がすごいですね。。。

また、座席配置が1-2-1になっているため、どのシートからでも直接通路に出ることができます。

スタッガードタイプも直接通路に出ることができますので、THE ROOMだけの特徴ではありません(ただし、CRADLE型では2-1-2の座席配置になっているため、窓側の座席の場合は直接通路に出ることはできません)。

プライベート感が味わえることで人気のTHE ROOMですが、これを利用できるフライトは限られています。

自分が調べた範囲では、THE ROOMを採用しているのは、北米2都市(ニューヨークとサンフランシスコ)と欧米2都市(ロンドンとフランクフルト)のようです。

過去にシカゴ線とロサンゼルス線も就航していた時期がありましたが、現在では廃止されているようです。

それ以外の中・長距離路線はSTAGGEREDタイプで、短距離路線はCRADLEタイプです

個人的な注意点としては、STAGGEREDタイプやCRADLEタイプと違って、後ろ向きの座席があるというところかなと思います。

(ANA HPから抜粋)

なので、後ろ向き座席を避けたい方は座席指定時に注意が必要です。

シートマップはこちら

(ANA HPから抜粋)

7, 9, 11等は後ろ向きになっています。

実際に乗ってみました

4席横並びで予約しました。

下記ANA写真のように真ん中4席(前向き2席と後ろ向き2席)にすると、家族4人できれいにまとまって座ることができるかなと座席指定時に一瞬思いましたが、

せっかく飛行機に乗ることから、窓際座席があったほうが良いかなと思い、横一列で座席指定しました。

座席は以下の感じにしました。

赤丸が大人(Dが自分で、Hが妻)、青丸が子供(小学生)、緑丸が子供(未就学児)です。

DとGの座席の間は可動式パーティションになっていますので、パーティションを開いた状態にしておけば、隣に座っている幼児/未就学児の様子がわかります。

DとG席だとシートベルトが通路側になるために、シートベルト着用時では若干二人の間にスペースができてしまいます。

(下図のオレンジ範囲がスペース部分。青四角がシートベルト部位)

が、飛行機が安定しているときはシートベルトを外せますので、飛行中にスペースを感じることはほとんどなかったです。

シートベルトした状態でもより近くになっておきたいという方は、後ろ向きタイプが良いと思います。

両者のシートベルトが可動式パーティション側にあるため(下の青四角部分)、シートベルト着用時はとても近くに感じると思います。

個人的にはDとGでも子供対応は問題なくできる距離感だと思いましたので、もう一度THE ROOMに乗るようなことがあれば、自分だったら前向きシートのDとGを利用すると思います。

なお、同じく可動式パーティションがあるSTAGGEREDタイプと比較して、THE ROOMは相手方との距離が近いと思いました。

STAGGEREDタイプの可動式パーティションはこちら

両者のシートの間にテーブルが一つあるため、常にちょっと距離感があります。

さて、シートです。

24インチ大型でかつ4Kモニターですので、モニターがとても大きく、映像もきれいでした。

可動式パーティションを閉じると、隣の人の様子はほとんど見えません。

プライベート感がありますね!

アメニティは座席に用意されていました。

東京西川のベッドパッドと羽毛の掛布団で、とても快適な睡眠時間を過ごすことができました!

また、ヘッドホンはSONY製のノイズキャンセリングヘッドホン。

ノイズキャンセリング機能がすごくて、外部の音がほとんど聞こえなくなりました。

24インチ大型でかつ4Kモニターと合わさって、映画の世界に引き込まれてしまいましたね。

もちろん、(日本人に嬉しい)スリッパや歯ブラシセットなどのアメニティもありました。

ご参考までに、窓側シートの様子

窓ガラス二つ分のスペース。。。贅沢すぎです。。。

機内食

豪華でした。。。

機内食は公式サイトで確認できます。

”子連れ的搭乗記”ということで、チャイルドミールはこちら

おかしがいっぱい(笑)

ビスコ、グリコにコアラのマーチ(笑)

もう一食はこちら

ヨーグルト、ゼリー、フルーツなど、子供が好きそうなメニューでした。

ビジネスクラスということで、チャイルドミールも豪華でした。

飛行機という慣れない環境の中で子供もストレスを受けていると思いますので、子供が好きそうなフルーツやゼリーがあるのはとても助かりましたね。

乗って気づいたこと

ANA HPのシート説明のページでは「ドア付きのワイドシートを、前後の向きを組み合わせて配列することで、ビジネスクラス最大級のプライベート空間と居住性を実現」と「どの席からでも直接通路に出ることができる、全席通路側スタイル」というのが売り文句のようです。

個人的には、それ以外にも「座席の幅が広い」というのもTHE ROOMのメリットかなと思いました。

ANA HPから座席の様子を抜粋してみました。

シートベルトの範囲(赤四角)は座席の半分強になっていて、さらに、青四角部分の余裕があります。

一方で、STAGGEREDタイプは座席幅=シートベルト(つまり一人分が収まる程度)になっています。

青四角部分のスペースがあるため、親と幼児が同じシートに座っても、横並びで座ることができるため、窮屈さを感じることはありませんでした。

(横並びで座れるのはシートベルト着用サインが付いていない時だけです)

STAGGEREDタイプだと、幼児が親のそばにいようとすると、親の膝の上に幼児を載せるしかありません。

この場合だと窮屈になってしまいますね。。。。

幼児が一人で座席に座ってずっとテレビ等で楽しんでいればいいのですが、たまには親と一緒にいたいと思うときがあるかもしれません。

そのときは、横並びで一緒の時間を過ごせるのは良いなぁと思いました。

THE ROOMは子供連れのためにあるのではないかと。。。。

小学生の子供は、窓側シートで個室モードにして、一人の世界を完全に楽しんでいました。。。

なお、THE ROOMは横に長い分、縦がSTAGGEREDタイプよりも短めになっているようです(CAさん談)。

とは言えども、足回りも横が広めになっているため、縦の窮屈さを感じないような設計になっているような気がしました(自分は175cm)。

まとめ

子連れでANAのTHE ROOMに搭乗しました!

個室感はもちろんのこと、幅広シートのため、幼児と一緒に同じシートで快適に過ごすことも可能でした!

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