【解釈はあなた次第】ANA平会員vsプラチナ会員でホノルル路線ビジネスクラス特典航空券直前枠の違いを2か月間調べてみた

ANAプラチナ会員の特典の一つとして、特典航空券の予約が取れやすくなる点が挙げられています。そして、この特典を期待してプラチナ/SFC修行を行っている人がいらっしゃるかもしれません。

前回2018年11月に1週間ごとに東京/ホノルル路線のビジネスクラス特典航空券の直前開放枠の違いを調査しました。その結果、プラチナ会員の方が1フライトだけ2人分の空席が多く見つかったのです。

この”1フライトだけ2人分の空席が見つかった”ことがどの程度意味があるのか(プラチナ会員になることの魅力度につながるのか)は人それぞれだと思います。

1か月の調査では期間的に短い可能性がありましたので、さらに1か月同様の調査を行ってみました。調査したのは2019年1月です。

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調査方法

2019年1月毎週1回、東京/ホノルル路線のビジネスクラス特典航空券の空席がある日を調査しました。

調査結果

前回(2018年11月分)も併せて記載します。

調査日ステータス行き帰り
11/10平会員11/19(4席)11/28(3席)
プラチナ会員11/19(4席)11/28(3席)、12/3(2席)
11/15平会員空席なし空席なし
プラチナ会員空席なし空席なし
11/21平会員空席なし空席なし
プラチナ会員空席なし空席なし
11/28平会員12/3 (4席), 11(3席)12/5 (4席), 6(3席), 7 (3席)
プラチナ会員12/3 (4席), 11(3席)12/5 (4席), 6(3席), 7 (3席)
1/1平会員1/5(2席), 8(2席)空席なし
プラチナ会員1/5(2席), 8(2席)空席なし
1/7平会員1/14(4席)1/21(4席)
プラチナ会員1/14(4席)1/21(4席)
1/15平会員1/19(2席), 20(4席), 21(4席), 25(4席)1/23(2席), 24(2席), 27(2席), 29(2席), 30(2席), 2/3(3席), 4(3席),
プラチナ会員1/19(2席), 20(4席), 21(4席), 25(4席)1/23(2席), 24(2席), 27(2席), 29(2席), 30(2席), 2/1(2席), 3(3席), 4(3席),
1/21平会員1/26(2席), 27(4席), 2/2(2席)1/29 (3席), 30(4席), 2/3(4席),
プラチナ会員1/26(2席), 27(4席), 2/2(2席)1/29 (3席), 30(4席), 2/2(2席), 3(4席),
1/28平会員空席なし空席なし
プラチナ会員空席なし空席なし

プラチナ会員のみで空席が認められたのは、11/10調査の帰りフライト1便(12/3ホノルル発)、1/15調査の帰りフライト1便、1/2調査のフライト1便でした。今回の調査の感じでは、プラチナ会員の方が調査日の14日以前に2席の枠が発生することがある、というところでしょうか?

プラチナ会員も”空席なし”という調査日もありました

プラチナ会員で3人分又は4人分の空きがあったフライトでは、平会員でも同様に3人分又は4人分の空きがありました。つまり、プラチナ会員による空席の上乗せを見つけることはできませんでした。

解釈/考察

確かにプラチナ会員はANA平会員と比較して直前開放枠が増えていることが認められました。

しかし、重要なのは、現実的に旅行ができる日程で、往復の空きが取れやすくなっているかどうかだと個人的には思います。その観点で見ると、ビジネスクラスが取れやすくはなっていないような気がしました。

ただし、少しでも直前開放枠が増えていることが事実かと思いますので、少しでもハワイ往復ビジネスクラス旅行ができる可能性を高められる(もしかしたら自分が本当にハワイに行きたいときにはうまい具合に空きが生じるかもしれない)とポジティブに考えることもできると思います。

プラチナ会員の恩恵をどのように解釈するかは人それぞれだと思います。

補足

今回の調査結果は週1回の定点観測に基づくものです。

毎日調査した場合やキャンセル待ちを狙う場合では、プラチナ会員の方が今回の結果以上に空席に出会う可能性は高いのかもしれません。

ちなみに、過去に空席待ちを狙ったことがありましたが、成功しませんでした。