【2024年度版】飛行機に乗らずにANAマイルを大量に貯める方法

当記事では、弱小陸マイラーである自分がどのようにマイルを貯めているか紹介したいと思います。

自分は弱小であるため、他の陸マイラー様のようにばんばんマイルを貯めているわけではありません。

しかし、なんとか年平均で10~20万マイル貯めることができています。

年間で40万~100マイルを貯めている方は凄すぎです。。。。

この記事が、これから陸マイラーになろうと思っている方の参考になれば幸いです。

なお、2023年1月現在のマイルは約51万マイルです。

2021年末の時点では約46万マイルありました。

2022年では国際線アップグレードにマイルを使用したため(約11万マイル)、2022年で貯まったマイルは約17万マイルになります。

約17万マイルあると何ができるのかというと・・・

東京-沖縄を8往復できるマイル

東京-ホノルルをビジネスクラスで3往復(家族3人であれば1往復)できるマイル

東京-ヨーロッパ/アメリカをビジネスクラスを2往復(夫婦であれば1往復)できるマイル

約1年間でこれらを達成できるマイルを貯めることができました

どうやってこのマイルを1年間で貯めたかというと、飛行機にたくさん乗ってマイルを貯めたのではありません。

クレジットカード決済でマイルが貯まるカードを利用していますが、還元率が1%ちょっとなので、1年間では3万マイル程度しか貢献していません。

では何が最も貢献しているのかというとポイントサイトです。

Contents

ポイントサイトとは

初めての方は耳慣れないと思いますが、商品/サービスの紹介サイトです。

多くの企業は商品を販売する際にテレビやインターネットで商品のCMをしていますよね。その際に企業は広告代理店に広告費を払っています。

同じように、企業はポイントサイトに広告費を払って、ポイントサイトを通じて利用者に商品やサービスを紹介しています。しかし、ポイントサイトがテレビCM等と違うのは、企業からの利益を利用者にも一部還元している点です

つまり、ポイントサイトを介して商品やサービスを購入/利用することで、私たち利用者はその利益の一部を受けることができるのです。そして、そこで得られた利益(ポイントサイトでは”ポイント”と言います)をANAマイルに交換することができます。

交換比率は、1円相当ポイントに対して、最大0.70 ANAマイルです。

「商品/サービスの紹介サイト」というと、なんだか胡散臭い商品やサービスを紹介しているんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

例えば、有名どころのクレジットカード(JALカード、Tポイントカード、MUJIカードなど)だったり、旅行サイト(じゃらん、Expediaなど)だったり、ネット通販(楽天など)だったり、なじみのある商品/サービスだらけです

1回の商品やサービスの利用でどれくらいのポイントがもらえるのかは案件次第ですが、例えば新規にクレジットカードを発行すると、10,000円相当ポイントがもらえる案件もあります。

他にも、美容院を利用することで4,000円相当ポイントがもらえる案件もありますし、整体院を利用することで3,000円相当ポイントをもらえる案件もあります。

楽天で買い物して購入金額の2%相当ポイントがもらえる場合(楽天ポイントも付与されれますが、さらにポイントサイトのポイントも付与されます)もあります。

飲食店で覆面モニターを行うことで利用金額の50%相当ポイント(例えば、10,000円の食事で5,000円相当ポイント)がもらえる案件もあります。

このように、毎日の生活はポイントを貯める機会であふれています

ポイントを貯めることを少しでも意識すれば、毎月20,000円相当ポイント、つまり15,000マイルを貯めることができるのです。

1年間で20万マイル貯めることは現実的なのです。

参考までに、東京/ホノルルのエコノミークラス往復で貯まるマイルは約4,500マイルです。

新規に年会費無料のクレジットカード発行するだけで7,500マイル獲得できる場合がありますので、この場合、無料かつ15分程度の発行手続きだけで、ホノルル旅行で得られるマイルを超えてしまいます。

覆面モニターで10,000円分の食事を1回してアンケートに答えるだけでも3,500マイル獲得です。ポイントサイトを活用することでいかに効率よくマイルを貯められるのか想像がつくと思います。

ポイントサイトって怪しくないの?

一般的には知名度がそれほど高くないため、ポイントサイトに不安を感じる方もいるかと思います。

私はポイントサイトに登録する前にインターネットでいろいろと調べてみましたが、残念ながら「ポイントサイトは絶対に安全」という根拠を得られるような証拠にはたどり着きませんでした。

しかし、リスク&ベネフィットを検討した結果、ポイントサイトに登録しています

ビジネスクラスの搭乗前ラウンジやシート/サービスを経験すると、ポイントサイトでポイントを貯めて良かったなぁと思いました。

フライトの様子

ANAビジネスクラスデビュー

ANA(ニューヨーク便

ANA(羽田→香港香港→羽田

ルフトハンザ航空ビジネスクラス(羽田/フランクフルト

空港ラウンジの様子

アルコール飲み放題、ヌードルバーなどの飲食だけでなく、シャワーもあります。

(ビジネスクラス利用者が利用できるANAラウンジ。ANA HPから引用)

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」だと思います。

ポイントサイトに不安を感じるのであれば、ポイントサイト利用は諦めましょう

「やらない」という判断も重要な判断だと思います(ちなみに妻はやっていません)。

ポイントサイトを利用しなくても、海外航空会社のマイルを購入することでJALやANAの特典航空券をお得に発券するワザがあります。興味があればこちらをどうぞ

ポイントサイトっていろいろあるの?

一般的にマイナーと思われるポイントサイトですが、実は、ポイントサイトの世界は群雄割拠です。

各社ポイントサイトがそれぞれの特徴を出して、利用者を引き付けようとしています。ポイントサイトごとに特色が異なりますので、複数登録すると良いと思います。

自分は主に以下の3つ(げん玉、モッピー、ポイントインカム)を利用しています。

多くのサイトを利用してもいいのですが、管理を考えると3つくらいで十分ではないかと思います。

管理が不十分になってしまいますと、管理ミスでうっかりポイント有効期限を過ぎてしまってポイントが無効になってしまうということが起こり得ます。自分もそれで5,000マイル相当を無駄にしてしまったことがあります(げん玉はポイント有効期限の案内メールが届きます)。

陸マイラーなりたての頃はハピタスを利用していましたが、ここ2年間くらいはハピタスを利用していないですね。モッピー、げん玉が台頭してきたからだと思います。

本ブログを経由してポイントサイトに登録すると、登録者は数百円相当のポイントがもらえますので、もしよろしければ下記バナーから登録してください。

ちなみに、優秀な陸マイラー様のブログ経由でポイントサイトに登録すると、自分よりももっと登録時ポイントがもらえると思います(涙)

どの業界でも優秀なところにヒト/モノ/カネが集まっていくものです。

げん玉

・高額還元案件が多い

・買い物保証制度あり

こちらから登録すると200円相当ポイントがもらえます

モッピー

・高額還元案件が多い

・JALマイルも貯められる

・モッピー公式のVISAプリペイドカードがあり、多くのサービスでプラスアルファのポイントが貯まる

現在友達紹介キャンペーン中です(最大1,300円相当ポイント付与)

モッピー!お金がたまるポイントサイト

ポイントインカム

・たまに高額還元案件がある

・ランク制度の最高位になりやすく、かつ、永久にそのランクを維持することができる(累計10,000円相当ポイント獲得で永久に最高位→7%のボーナスポイント付与)

・7%ボーナスポイントは魅力的です。モニター案件(後述)でも7%ボーナスポイントがもらえるため、モニター案件はほとんどポイントインカムです。

こちらから登録すると100円相当ポイントがもらえます。

ポイントサイトのポイントインカム

覆面モニターサイト

外食や整体などのサービスの覆面モニターを行うことでも、ポイントが貯まります。日頃外食する人は積極的にモニター案件を行ってマイルを貯めましょう。

10,000円の食事で3,500マイル貯まることもあります(1%還元率のクレジットカードだったら、35万円の食事をしないと貯まらないマイルです)。

ファンくる

・覆面モニターの元締めサイト

・先行応募サービスやモニター期限延長サービスなどの各種サービスが豊富

こちらから登録すると300円相当ポイントがもらえます。

覆面調査ミステリーショッパーのファンくる

覆面モニターの使い方は、以下で解説しています。

外食でマイルを貯める方法については、以下で解説しています。

案件ごとにどのポイントサイトが高還元なのか調べるのが大変

案件ごとに各ポイントサイトの還元率が違いますが、すべてのポイントサイトを回るのは大変です。そんなときは“どこ得”というサイトが便利です。

案件ごとに還元率の高いサイトを表示してくれます

例えば「JALカード」で検索すると、高還元順に結果が表示されます。

ポイントをどうやってANAマイルに交換するのか?

貯めたポイントをそのままポイントサイト経由でANAに交換しても、最大で50%しかANAマイルに交換できません。

そこで、出番になるのが下記JQみずほルートを介したANAマイル交換です

これを利用すると、最大で70%のANAマイルに交換することができます。

10,000ポイントが5,000マイルになるところ、JQみずほルートを利用すると7,000マイルになります。

この20%分は非常に大きいと思います。

マイル交換全体ルート

では、JQみずほルートを見てみましょう。

JQみずほルートは、以下の通りです。

各ポイントサイト→Tポイント→JRキューポ→セゾン永久不滅ポイント→ANAマイル

このルートを利用するためには、2つのクレジットカード(①JQ CARDセゾンと②みずほマイレージクラブカード/ANA)が必要になります。

①JQ CARDセゾン:JRキューポ→セゾン永久不滅ポイントへの交換

②みずほマイレージクラブカード/ANA:セゾン永久不滅ポイント→ANAマイルへの交換

①は年1回決済すれば年会費無料、②は年会費無料ですので、本ルートを実施するためのクレジットカードの年会費はほぼ無料と考えていいと思います。

ポイントサイトからセゾン永久不滅ポイントまでは等価交換が可能ですが(ただし、ポイントサイトによっては、Tポイント交換時に手数料がかかるサイトあり)、セゾン永久不滅ポイント→ANAマイルへの交換で交換効率が70%になっています。

各ポイントサイト→Tポイント

ポイントサイトから直接Tポイントに交換することができますが、サイトによっては手数料がかかってしまいます。

手数料発生を防ぐために、ドットマネー経由でTポイントに交換することをお勧めします。

直接Tポイントに交換しても手数料無料となる主なポイントサイト>

・ハピタス

・ちょびリッチ

・ゲットマネー

・ポイントタウン

ドットマネーを介してTポイントに交換したほうがお得なポイントサイト>

・ポイントインカム

・モッピー

・ニフティポイントクラブ

・PeX(ファンくるなど)

Tポイント→JRキューポ

「JRキューポ」は「JR九州」のサービス利用で貯めることができるポイントのことです。

JRキューポを貯めるためには、JR九州Web会員のアカウントが必要になります。

JR九州Web会員のアカウントは公式サイトから無料で作成することができますし、JQ CARDセゾンの申し込みのタイミングでも作成することができます。

ポイント交換はTポイントのサイトから実施できます。

交換レートは、「JRキューポ 1ポイント → 1ポイント」(等価交換)

JRキューポ→セゾン永久不滅ポイント

JRキューポ→セゾン永久不滅ポイントに交換するのに必要なアイテムが、「JQ CARDセゾン」になります。

交換レートは、「JRキューポ 1,000ポイント→200ポイント」(等価交換)

JQ CARDセゾンの年会費は1,375円(税込)ですが、初年度年会費無料ですし、年1回のショッピングで年会費が無料になります。

なお、JQ CARDセゾンの公式サイトはこちらです。

交換方法は、JRキューポの公式サイトで実施できます。

JRキューポWebサイトにログイン→マイページに移動し、「提携ポイントに交換」を選択

JRキューポ→セゾン永久不滅ポイント

最後のステップです。

この交換プロセスに必要なアイテムが、「みずほマイレージクラブカード/ANA」になります。

このクレジットカードがない場合でも永久不滅ポイント→ANAマイルへの交換は可能ですが、交換比率が若干下がってしまいます。

カードなし:「永久不滅200ポイント→600ANAマイル」(交換比率60%)

カードあり:「永久不滅100ポイント→350ANAマイル」(交換比率70%)

このカードを作成するには、みずほ銀行に普通預金口座を持っている必要があります。

なお、カードの年会費は無料です。

口座開設は、みずほ銀行サイトから直接実施することもできますし、「みずほマイレージクラブ/ANA」の申し込みと同時に行うこともできます。

ポイント交換はセゾンカード公式サイトの会員サイトNetアンサーから実施します。

まとめ

各種ポイントサイトからANAマイルまで複数のサイトを経由しなければなりませんが、1回経験すればそれほど手間にならないと思います。

ポイントサイトを活用すれば、楽しい旅行が待っていますよ。

<注意>

といいながらも、ポイントサイトでマイルを貯めようとしても、最初はマイルが貯まるのですが、徐々に貯まりにくくなる傾向があります

また、必要マイルを貯めても、人気路線では空席がほとんど無いため、特典航空券を予約することは簡単ではありません

この難しさに関しては以下でまとめていますので、参考にしていただければ。