1月の米州エリア(米国、カナダ、メキシコ)で4席空きが多い路線を調べてみました。
2月も調べてみましたので、報告します。
ANA直行便が存在する路線は、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、ワシントンDC、ヒューストン、デンバー、バンクーバー、メキシコシティです。
(ANA HPから引用)
直行便に関するANA公式サイトはこちら
すべてを調べるのは時間的に厳しいため、独断と偏見により、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、バンクーバー、メキシコシティの6路線(日本は東京発です)を調べることにしました。
Contents
調査方法
・ANA平会員で調査
・人数は4人
・行きと帰りでそれぞれの空き状況を調査
・調査対象はANA直行便のみ。ユナイテッド航空の空きは調査対象外。
・行きで空きが認められた日数をカウント(1日2フライト以上あった場合、どれかのフライトで空きがあればOK)
・行きで空きが認められた日で、3泊5日、または4泊6日の旅程が組めるような帰りの空きフライトが認められた場合は、その行きの日で「往復旅程あり」と判断する。
・行きで空きが認められた日数と、その行きのフライトに対して往復旅程が認められた行きの日数をカウントし、公開する。
例:行きは1/1, 2, 5, 6で空きが見つかり、帰りは1/4, 5, 7, 15で空きが見つかった場合は以下の通りとなる。
①「行きで空きが認められた日」は4日(1/1, 1/2, 1/5, 1/6)
②さらに、行きで空きが認められた4日間のうち、「往復旅程ありと判断できた行き日数」は2日間。
計算方法:1/1行き発は1/4発帰りと1/5発帰りが可能→1日とカウント。1/2発行きは1/5発帰りが可能→さらに1日カウント。1/5行き発や1/6行き発の場合は、3泊5日や4泊6日の旅程が組めないため、カウントはゼロ。したがって、往復旅程ありと判断できた行きの日数は2日(1/1と1/2だけ)。という感じです。うーん、複雑。
調査日
・2019年2月10日
・2月14日~3月4日(19日間)までを対象に調べてみました。
調査結果
路線 | 行きで空きが認められた日数 | そのうち、3泊5日または4泊6日の旅程を組めた、行きの日数 |
ニューヨーク | 9日 | 5日 |
サンフランシスコ | 1日 | 0日 |
ロサンゼルス | 13日 | 5日 |
シアトル | 3日 | 1日 |
バンクーバー | 4日 | 2日 |
メキシコシティ | 11日 | 6日 |
ニューヨーク、ロサンゼルス、メキシコシティは比較的空いていました。発券期限を過ぎた2週間(2/24まで)が空きの大部分を占めていましたが、2週間前でも空きはありました。
プラチナ会員で枠が増えるのか?
空きがほとんどなかったサンフランシスコとシアトルについてプラチナ会員でログインして調べてみましたが、4席空きがある日程は追加で見つかりませんでした。ということは、サンフランシスコとシアトルに関して、ビジネスクラスで4席の空きを取得するには、平会員とプラチナ会員では差が無いことをサポートする調査結果となっています。2019年1月も同様の調査を行いましたが、プラチナ会員と平会員とでは4席空き状況では差がありませんでした。
直前開放枠についていろいろと調査していますが、今のところ、ビジネスクラス4席の空きに関して平会員とプラチナ会員とでは差があったという証拠(プラチナ会員は平会員よりも多くの日程でビジネスクラス4席の空きがあったという証拠)はつかめていません。
過去比較(3泊5日又は4泊6日の旅程を組めた、行きの日数)
路線 | 2月調査 (19日間) | 1月調査 (17日間) |
ニューヨーク | 5日 | 4日 |
サンフランシスコ | 0日 | 0日 |
ロサンゼルス | 5日 | 1日 |
シアトル | 1日 | 0日 |
バンクーバー | 2日 | 6日 |
メキシコシティ | 6日 | 6日 |
ニューヨーク、メキシコシティは1月、2月ともにビジネスクラス特典航空券が取れやすい路線ということですね。ロサンゼルスは2月で急上昇しました。逆にバンクーバーでは2月はビジネスクラス特典航空券が取れにくい路線になっています。
サンフランシスコ、シアトルは1月、2月ともにビジネスクラス特典航空券が取れにくい路線です。
これまでの調査事例
2019年1月のヨーロッパ
2019年1月の東南アジア&オーストラリア
夏休み
冬休み
まとめ