【追記】2020年6月30日をもって、VISA系ヒルトン提携カードの新規発行が終了しました。
21年春に別ブランドでの提携カードが発行されるそうです。
————
ヒルトンオナーズランクの最高位であるダイヤモンド会員の特典は非常に魅力的です。
(ヒルトンHPより引用)
特にスイートルームを含むたアップグレードやエグゼクティブラウンジの利用特典は魅力的でしょう。
このダイヤモンド会員を取得・維持するためには、通常、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
(1)1年間に30回のご滞在*、または
(2)1年間に60泊のご宿泊
(3)1暦年間に120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得
*チェックインからチェックアウトまでを”1滞在”とカウントします。したがって、同じホテルに1泊しても5連泊しても同じ”1滞在”になります。
年間30回の滞在ということは、月2.5回ヒルトンホテルに泊まる計算になりますが、我が家ではほぼ不可能です。
また、ベースポイントに関しては、客室料金とその他の部屋付け料金(通話料やルームサービスを含む)の支払金額1USドルごとに10ベースポイントを獲得できることから計算すると、12万ヒルトン・オナーズ・ベースポイントを貯めるためには、1万2千USドル(約120万円)もヒルトン宿泊に使用しなければなりません。それも不可能です。
ということはダイヤモンド会員を取得・維持することは我が家では不可能のように思えます。しかし、とあるクレジットカードの力があれば、ダイヤモンド会員を(比較的ハードルが低く)取得・維持することができます。
そのカードとは、ヒルトン・オナーズVISAプラチナカードです。
(三井住友VISAカードHPより引用)
Contents
ダイヤモンド会員を取得・維持するためには
ダイヤモンド会員を取得・維持するためには以下のどちらかを満たせばOKです。
(1)1月1日~12月31日に10回の滞在または20泊すること
(2)1月~12月の請求金額のうち、買物利用分の合計が120万円(含む消費税等)以上になること
つまり、ヒルトンに1泊も宿泊しなくても、年間120万円以上クレジットカード決済さえすれば、ダイヤモンド会員を取得・維持することができるようになるのです。年間120万円以上であれば現実的です。
ダイヤモンド会員への変更時期
(1)滞在・宿泊数が条件を満たしてから、4~6週間程度
(2)買物利用分の合計が120万円(含む消費税等)以上となる引き落し日から、4~6週間程度
120万円以上となる引き落としされて約1か月経過すれば、ダイヤモンド会員になれるということです。
ここで、ポイント。
本クレジットカードは、1月のカード引き落し日(1月10日)の利用期間は11月16日~12月15日の1ヵ月間となりますので、120万円(含む消費税等)の買物利用分は、11月16日~翌11月15日までの1年間の利用分集計になります。したがって、11月がちょうど年間集計利用分のスタート時期なのです。そして、早く120万円分決済してしまえば、その分長い期間ダイヤモンド会員の恩恵を得られるのです(期間の詳細は後で説明します)。つまり、11月/12月がヒルトン・オナーズVISAプラチナカードを発行するベストシーズンということになります。
いつまで維持されるのか
一度ダイヤモンドステータスを取得すると、1暦年間(毎年1月1日~12月31日まで)継続します。
例えば、2018年11月16日~2019年3月の間で120万円分のカード利用があった場合、2019年はもちろんのこと、2020年12月31日までダイヤモンドステータスが維持されることになります*。ほぼ1年間半もダイヤモンドステータスが維持されることになります。上記でも記載しましたが、11月15日以降で早く120万円決済することが長期間恩恵を得るためのポイントになるのです。
*正確には2021年3月31日まで維持されます。
ダイヤモンド会員へのなりやすさ以外の特典
ダイヤモンド会員へのなりやすさ以外にも多くの特典があります。その一例を紹介します。
HPCJ会員限定割引プランの利用
基本プランのシンプルステイと朝食付きパッケージの料金にあらかじめ25%割引を適用した2つのHPCJ会員限定割引プラン、「HPCJ会員限定割引プラン(部屋のみ)」と「 HPCJ会員限定割引プラン(朝食付)」を利用できます。
他にも、宿泊の際、ホテル直営のレストラン、バー、ラウンジ、ルームサービス、ミニバーでの利用料金を客室付けにしてチェックアウト時に支払えば、20%割引となります。レストランのみの利用や、ホテル滞在中に都度会計する場合でも、利用料金が10%割引となります。
カード付帯保険サービス
◆海外旅行傷害保険(最高1億円)
◆国内旅行傷害保険(最高1億円)
◆航空便遅延保険
◆お買物安心保険<動産総合保険>(年間最高500万円)
海外旅行傷害保険が1億円であるのは安心感があります。
自動ゴールド会員
ゴールド会員になれば朝食が無料で付くようになります。しかし、ゴールド会員目当てであれば、ヒルトン・オナーズVISAカードで十分です。
https://www.smbc-card.com/nyukai/affiliate/hilton/index.jsp
年会費は13,950円 (含む消費税等)ですので、ゴールド会員目的であればヒルトン・オナーズVISAプラチナカードを持つ必要はありません。
なお、マイ・ペイすリボの支払いに登録をすることで7,470円になります(インターネットで上限を上げることができますので(例えば100万円)、リボ払いの金利を回避しつつ、年会費を抑えることができます)。
年会費
気になる年会費ですが、なんと66,500円(含む消費税等)です(家族カード無料)。
超高額です(涙)
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード保有者は、年会費25,000円のHPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)会員資格が自動付与される(HPCJ対象国内ホテルの宿泊料金/レストラン、バー、ラウンジの利用料金の支払いに利用できる5,000円券×2枚が付いてきます)ことから、実質的な年会費は41,500円ということになりますが、それでも高額であることには変わりありません。
どれくらい宿泊すれば年会費の元は取れるのか?
ヒルトン東京お台場に土曜に1泊したところ、スーペリアデラックスからプレミアムエグゼクティブにアップグレードしてもらいました。金額に換算すると約6,000円分のアップグレードになります。朝食は2,800円ですので、2人分で5,600円。2人合計だと約12,000円くらいですね。さらに、プール(庵スパTOKYO)では宿泊者3,000円が無料になりますから、合計約18,000円になります。
宿泊するホテルやアップグレード程度によりますが、ダイヤモンド会員であれば1泊あたり18,000円程度のお得感が得られると思います。
したがって、年間で3泊すれば年会費の元は取れる計算になると思います(年会費を実質41,500円相当と計算しています)。
年3泊ならば(少なくとも我が家では)現実的な数字です。
ということで、年3泊はヒルトンホテルに泊まってもいいかなーと考えている方がいらっしゃれば、ヒルトン・オナーズVISAプラチナカードを発行することを検討してもいいのではと思いました。
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカードの公式サイトはこちら
ちなみに、陸マイラーに大人気のSPG/AMEXカードとは異なり、友人紹介特典はありません(そのせいか、個人的な感覚としては、ヒルトン・オナーズVISAプラチナカードを紹介している陸マイラーさんは少ないようなイメージがあります・・・)
ホテル宿泊記
コンラッド東京
ベイビュースイートにアップグレード
2回目もベイビュースイートにアップグレード
ヒルトン東京お台場
プレミアムエグゼクティブルームへのアップグレード
スーペリアデラックスにアップグレード
ヒルトン東京ベイでは1ランクアップ
ヒルトン東京
シティースイートにアップグレード
ジュニアスイートにアップグレード
ヒルトン小田原リゾート&スパでは5段階アップの和洋室コーナーL
旧軽井沢KIKYOキュリオ・コレクションbyヒルトンではコートヤードスイート
コンラッド香港はアップグレードされずにキングベッドデラックスルーム
ヒルトンヘルシンキエアポートはプライベートサウナ付きのキングジュニアスイート