「ANAマイルは貯まっても、特典航空券の空きが見つからない」という懸念に対応するために、どの季節でどの路線であれば空きが取れやすいのかという情報を収集しています。具体的には、毎月米州エリアと欧州エリアで、ANAビジネスクラス特典航空券の直前枠の空き状況を調査しています。
今回は11月の調査結果です。
ANA直行便が存在する路線は、シアトル、サンフランシスコ、サンノゼ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、ワシントンDC、ヒューストン、デンバー、バンクーバー、メキシコシティです。
(ANA HPから引用)
直行便に関するANA公式サイトはこちら
すべてを調べるのは時間的に厳しいため、独断と偏見により、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シアトル、バンクーバー、メキシコシティの6路線(日本は東京発です)を調べることにしました。
Contents
調査方法
・ANA平会員で調査
・人数は4人
・行きと帰りでそれぞれの空き状況を調査
・調査対象はANA直行便のみ。ユナイテッド航空の空きは調査対象外。
・行きで空きが認められた日数をカウント(1日2フライト以上あった場合、どれかのフライトで空きがあればOK)
・行きで空きが認められた日で、3泊5日、または4泊6日の旅程が組めるような帰りの空きフライトが認められた場合は、その行きの日で「往復旅程あり」と判断する。
・行きで空きが認められた日数と、その行きのフライトに対して往復旅程が認められた行きの日数をカウントし、公開する。
例:行きは1/1, 2, 5, 6で空きが見つかり、帰りは1/4, 5, 7, 15で空きが見つかった場合は以下の通りとなる。
①「行きで空きが認められた日」は4日(1/1, 1/2, 1/5, 1/6)
②さらに、行きで空きが認められた4日間のうち、「往復旅程ありと判断できた行き日数」は2日間。
計算方法:1/1行き発は1/4発帰りと1/5発帰りが可能→1日とカウント。1/2発行きは1/5発帰りが可能→さらに1日カウント。1/5行き発や1/6行き発の場合は、3泊5日や4泊6日の旅程が組めないため、カウントはゼロ。したがって、往復旅程ありと判断できた行きの日数は2日(1/1と1/2だけ)。という感じです。うーん、複雑。
調査日
・2019年11月12日
・11月16日~12月5日(19日間)までを対象に調べてみました。
調査結果
路線 | 行きで空きが認められた日数 | そのうち、3泊5日または4泊6日の旅程を組めた、行きの日数 |
ニューヨーク | 2日 | 1日 |
サンフランシスコ | 2日 | 0日 |
ロサンゼルス | 4日 | 0日 |
シアトル | 2日 | 0日 |
バンクーバー | 3日 | 1日 |
メキシコシティ | 8日 | 6日 |
11月はメキシコシティで多数の空きがありました。
プラチナ会員で枠が増えるのか?
空きがなかったサンフランシスコとシアトルについてプラチナ会員でログインして調べてみましたが、4席空きがある日程は追加で見つかりませんでした。ということは、サンフランシスコとシアトルに関して、ビジネスクラスで4席の空きを取得するには、平会員とプラチナ会員では差が無いことをサポートする調査結果となっています。2019年1月~10月も同様の調査を行いましたが、プラチナ会員と平会員とでは4席空き状況では差がありませんでした。
過去比較(3泊5日又は4泊6日の旅程を組めた、行きの日数)
ニューヨークは3月以降空きがなくなってしまいました(ニューヨーク出身の友人は「1月、2月のニューヨークは極寒だから観光ではオフシーズンだ。だからこの期間はフライトは取りやすい」と言っていました。まさにその言葉通りな感じです)。
ロサンゼルスは空きがあったりなかったりということでよくわかりませんが、調査対象の米国4都市の中では最も予約が取れやすい区間のようです
メキシコシティは10月調査を除いて空きが認められています。
これまでの調査事例
米州エリア
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月前半
8月後半
9月
10月
欧州エリア
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月前半
8月後半
9月
10月
2019年1月の東南アジア&オーストラリア
3月の香港&台湾。香港路線では空きが非常に多かったです。
7月の香港/台湾/シンガポール。結構空きがありました。
8月の香港/台湾/シンガポール
GWは空席なし(2019年)
夏休み(2018年)
冬休み(2018年)
まとめ