「ANAマイルは貯まっても、特典航空券の空きが見つからない」という懸念に対応するために、どの季節でどの路線であれば空きが取れやすいのかという情報を得るために、毎月米州エリアと欧州エリアで、ANAビジネスクラス特典航空券の直前枠の空き状況を調査しています。
今回は12月の欧州エリアの調査結果です。
ANA HPの特典航空券ページの「主要な空港」で記載されているのは、ロンドン、パリ、ブリュッセル、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ウィーン、チューリッヒです。
このうち、直行便が存在する路線は、ロンドン、パリ、ブリュッセル、フランクフルト、ミュンヘン、デュッセルドルフ、ウィーンです。
(ANA HPから引用)
直行便に関するANAサイトはこちら
米州エリアと同様に、すべてを調べるのは時間的に厳しいため、独断と偏見により、ロンドン、パリ、ブリュッセル、ミュンヘン、デュッセルドルフ、チューリッヒの6路線(日本は東京発です)を調べることにしました。
Contents
調査方法
・ANA平会員で調査
・人数は4人
・行きと帰りでそれぞれの空き状況を調査
・調査対象はANA便だけなく、他のスターアライアンス便(例えばルフトハンザ航空)も調査対象。
・直行便だけでなく、乗り継ぎも調査対象
・行きで空きが認められた日数をカウント(1日2フライト以上あった場合、どれかのフライトで空きがあればOK)
・行きで空きが認められた日で、3泊5日、または4泊6日の旅程が組めるような帰りの空きフライトが認められた場合は、その行きの日で「往復旅程あり」と判断する。
・行きで空きが認められた日数と、その行きのフライトに対して往復旅程が認められた行きの日数をカウントし、公開する。
例:行きは1/1, 2, 5, 6で空きが見つかり、帰りは1/4, 5, 7, 15で空きが見つかった場合は以下の通りとなる。
①「行きで空きが認められた日」は4日(1/1, 1/2, 1/5, 1/6)
②さらに、行きで空きが認められた4日間のうち、「往復旅程ありと判断できた行き日数」は2日間。
計算方法:1/1行き発は1/4発帰りと1/5発帰りが可能→1日とカウント。1/2発行きは1/5発帰りが可能→さらに1日カウント。1/5行き発や1/6行き発の場合は、3泊5日や4泊6日の旅程が組めないため、カウントはゼロ。したがって、往復旅程ありと判断できた行きの日数は2日(1/1と1/2だけ)。という感じです。うーん、複雑。
調査日
・2019年12月9日
・12月13日~1月1日(19日間)までを対象に調べてみました。
調査結果
路線 | 行きで空きが認められた日数 | そのうち、3泊5日または4泊6日の旅程を組めた、行きの日数 | ||
ANA直行便 | 他のスターアライアンス直行便または乗り継ぎ便 | 往復ANA直行便 | 他のスターアライアンス直行便(行きのみANA便、または帰りのみANA直行便含む)または乗り継ぎ便 | |
ロンドン | 1日 | 12日 | 0日 | 9日 |
パリ | 8日 | 7日 | 3日 | 6日 |
ブリュッセル | 6日 | 7日 | 4日 | 6日 |
ミュンヘン | 6日 | 7日 | 2日 | 8日 |
デュッセルドルフ | 5日 | 8日 | 2日 | 9日 |
チューリッヒ | – | 2日 | – | 2日 |
今月は調査した全区間で空席がありました。乗り継ぎ便を合わせると調査日のほぼ半分で空席がありました。
プラチナ会員で枠が増えるのか?
ロンドンで調べてみましたが、平会員とプラチナ会員で4席空席で差はありませんでした。
過去比較(3泊5日又は4泊6日の旅程を組めた、行きの日数)
冬は空席が多いようです。
これまでの調査事例
米州エリア
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月前半
8月後半
9月
10月
11月
12月
欧州エリア
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月前半
8月後半
9月
10月
11月
2019年1月の東南アジア&オーストラリア
3月の香港&台湾。香港路線では空きが非常に多かったです。
7月の香港/台湾/シンガポール。結構空きがありました。
GW(2019年)
夏休み(2018年)
冬休み(2018年)
まとめ